習慣化一例

 ジムは辛さがともなうので難しいかもしれないけど「三日坊主」を続けるくらいのつもりで頑張ろう!

別サイトの記事(掲載)

 ここ何年もの間、自宅で執筆を行っていません。原稿は自宅近くの喫茶店で書くと決めており、この喫茶店では執筆以外のことはいっさい行いません。

 なぜ、これを徹底しているのかというと、執筆を先延ばしにしないためです。

 これには、きちんとした根拠があります。同じ場所で同じ仕事をしていると、「喫茶店に行くと、執筆が進む」ということが徐々に脳に刷り込まれていきます。やがて、同じ行動を続ければ続けるほど、その刷り込みが強化されていきます。

 気づけば、喫茶店に着くとすぐ脳が執筆モードに切り替っているので、スムーズに着手できるようになるのです。

 この喫茶店に行く際は、パソコンや関連資料など、執筆に必要なもの以外はいっさい持たないようにしています。執筆以外のことをできない状態にすることで、より集中することができるからです。

 心理学ではこの効果を「アンカリング(条件付け)」と呼んでいます。この条件反射状態をつくるためにも、行き当たりばったりではなく、「この場所では、この仕事をする」と決めて可能なかぎり実行してみましょう。

 先延ばししてしまう仕事、なかなか集中できない仕事は誰にでもあるものです。

 ですから、「集中力が必要な企画系の仕事は、お気に入りのスタバでしかしない」「アポどりは使っていない会議室で行う」「ルーティンワークは自席で」などと決めてそのマイルールをできるだけ守るようにします。

https://toyokeizai.net/articles/-/467823

大平 信孝 : メンタルコーチの書かれた記事です。