Bodyatackをお勧めする理由 その1

 WHO憲章では「肉体的、精神的および社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」と定義づけられています。

 肉体的な健康面を考えると痛みや出血など1日のうちでいくつも起こるものではないので、気をつけるべきは心的なストレスだと考えられます。私自身、心の負担からくる体への悪影響をおさえることが、とても大事なのではないかと思う今日この頃です。

 現代は超ストレス社会です。ストレスに負けないメンタリティ・マインドセット(心的傾向)を作り上げて持つことが、長い目で見れば、心理面だけでなく、体の健康にもプラスに働くと思います。

 何事も考えずに鵜呑みにせず、少し踏み込んで考えてみたいと思います。

 自分がメンタリティを強化すれば、本当に自分が健康にいい影響を与えるのでしょうか?この点について初めて、多目的コホート研究(国立がん研究センター)として「生活意識と循環器疾患の関係」という調査がおこなわれました。

 同調査は、日本各地の40歳以上の男女約12万人を対象に、12年間にわたり追跡調査をおこなったものです。(多目的コホート研究は、生活習慣と病気との関係を大規模に調査するもので、厚生労働省の所管から現在は国立がん研究センターの所管になっています。)その調査によると、「生活を楽しんでいる意識」の高いグループと低いグループを比較した結果、脳卒中(脳梗塞や脳出血など)による死亡リスクは1:1.75、また、虚血性心疾患(きょけつせいしんしっかん:心臓の筋肉(心筋)に血液を送る冠動脈が狭まったり閉塞したりして、心筋に血液が十分に行き渡らない状態。例:心筋梗塞や狭心症など)による死亡リスクは1:1.91と、それぞれおおよそ2倍近い開きがみられます。つまり、生活を楽しむ意識が高く、ポジティブな気持ちの人ほど、循環器疾患による死亡リスクが低いことが裏付けられたのです。

(参照)vol.113 「リズム運動」でメンタル強化を 健康サポート情報>健康コラム>はじめよう!ヘルシーライフ https://www.healthcare.omron.co.jp/resource/column/life/113.html

 同じ話題で自分で置き換えてみると、私は小さなころ、家系的に循環器系(血管系)の疾患で亡くなる祖父母を見てきているので、血管系の病にかかりやすい体質をそのまま遺伝していると思っています。そのことを不安に感じ30代でたばこ、50代でお酒をやめています。楽しみは減りましたが、その分、スポーツジムでの運動というものに出会い、25年ほど継続して行っています。

 ジムでの運動を通して、コミュニティもでき、今ではなくてはならない存在になっています。スポーツジムに対して様々なエクササイズ[LesmillsではWORKOUTと呼ぶ]コンテンツを配信しているがニュージーランド拠点のLesmillsです。(Lesmillsの話は別の機会に)

 話を戻して、長年の運動経験を通じて自分が経験則的に感じていることは、運動すると生活のリズムが整い、食欲が増え、体力の維持もしくは、心肺機能の向上、忙しいながらも仕事の面でも仕事に行きたくないなどのストレスを軽減しながら勤務できる自分が幸せです。50代なので50代っぽい体形にはなっておりますが、それなりに体も動かせ、(腰痛も時折発生はしますが)日々忙しく生活できている今日この頃です。

 これを読んでジムへ通うきっかけの1つになれば幸いです。